▼書評▼読んだら忘れない読書術[著:樺沢 紫苑]

ヤァヤァ

wataruです。


大阪はやはり台風直撃せず。

残念です。

大嵐みたいなのを期待していたんですが拍子抜けです。


僕は小さい頃から台風なんかくるととってもワクワク、ソワソワするんですが

その理由が

脳科学者の茂木健一郎さんが訳した[頭のいい人が「脳のため」に毎日していること]という本に書いてありました。


「何が起こるかわからない状況に、うまく適応しようとする脳の健全な反応」


だそうです。


「へぇ〜」って感じですよね。

そんなわけで今日の書評は

こちらの本!

読んだら忘れない読書術

[著:樺沢紫苑]



僕は本がとても好きです。

ほぼ毎日、本を読んでいます。


でも本の内容をしっかり覚えているかと言われると非常に怪しい。

と、いうか9割は忘れていると言っても過言ではないと思います。

読んだときは感動したりすごく学んだつもりでいてもいつの間にか忘れていて

忘れたという自覚はないのでタチが悪いです。


それに徐々に気がついてこれではいけない!!

もっと本に詰まった著者の想いや経験、知識を吸収したい!


と思って手に取りました。



最初に感想を一言でいうと

「ですよね。」

という感じです。



本の内容が薄いとかじゃなく「根本はそこですよね〜」

ということです。


この本は3章構成になっていて


1章は、本を読む事で得られる事について。

2章は、忘れない方法について。

3章は、本の選び方について。


を解説していました。




1章

[本を読む事で得られる事]

・頭が良くなる

・時間の節約になる。

・ストレス解消になる。

・文章力がつく。


と、いったことを詳しくなぜその効果が得られるかについて書いてありました。

まだまだありますがそこは少しカットで。。


圧倒的なアウトプットをするには大量のインプットが必要。

この本の著者は毎日twitter.facebook.メルマガ。そしてセミナーや執筆活動などもしています。

そんな大量のアウトプットを支えているのが「本」であると説いています。



2章

[忘れない方法について]

はい!ここがメインですよね!

正直言って2章以外は割と流し読みでした!!!

そしてその方法について4文字でまとめると


「反復練習」

身も蓋もないですね。


この本ではいくつかの方法をお勧めしていました。

・本に書き込んだり、マーカーを引く

・人に話す

・SNSやブログ、日記などに書く。

など。


この本の著者は精神科の仕事をしながら月に30冊は本を読み、毎日twitter,facebook,メルマガを更新し、本も書き、旅行も行き。

とすごく自分の時間をフル活用しています。

本を読むのも通勤時間というスキマ時間を利用して読むそうです。


読んだ本を記憶に定着させるには1週間で3回復習する事が大事だそうです。


著者は読んだ一日後。三日後。七日後。

に、人に話したりSNSなどでアウトプットするそうです。


エビングハウスの忘却曲線という

時間経過による記憶の定着率があります。

それがこちら


20分後…42%

1時間後…56%

1日後…74%

1週間後…77%

1か月後…79%


20分たっただけでも42%も忘れてるなんて恐ろしいですよね。


そりゃ1回読んだだけで身につくとは思っていませんがこんな忘れ方するのはちょっと驚きを通り越して自分の無力さに打ちひしがれる想いです。


でも3回復習すれば記憶は定着する!

ということです


※アウトプット=SNSやブログなどで公開。というつもりで話を進めます。


アウトプットするつもりで本を読むと頭でまとめながら読むようになるしより深く理解しようという気持ちになる。

そしてもしコメントなどが来たりたくさんの人に見られるようになったらモチベーションも上がるしいろんな人から意見もいただけるし一石二鳥ですよね。


あとは、書いてあることを実行するのみ!

でも実行する人は少ない。。。


という感じです。

まぁ当たり前の事だけどやらなければ身につかないし読んだ意味もないと思います。


なのでブログに書きました。


でもこの本には

「読んだ日には書かない。

 次の日に書く。」


とありました。

理由は


「読んだ当日だと興奮などで感情的な言葉しかでてこないから。

 翌日になると理論的でCOOLな文章が書ける。」


とのこと。

なので僕も従って翌日に書いているのですが自分でも驚くほど読んだ次の日だというのにかなり内容忘れているんですね。

頭で覚えているつもりだったんですが書き出すと


「こんな言葉遣いじゃなかったよなぁ、、、」

とか

「あれ?あと何て言ってたかなぁ、、、」


って、めちゃくちゃなりました。

すごく悔しかったです。


これは実際やってみないとわからないはずですし本を読んだら何かしらアウトプットなりして

「復習する」

でなければ読んだ意味がなくなってしまいます。

せっかく自分のお金を使って本を買い、自分の時間使い本を読んでも


「忘れてしまっては意味がない」


せっかく読むのであれば最大限吸収して成長していきたいものです。



残るは


3章

[本の選び方]

この章は一番流し読みでした。。。


まずは身の丈にあった本を読みましょう。

いきなり達人の奥義を習得しようと思っても難しすぎて挫折したり理解できなかったり。

まずは入門書から入りましょう。


と、いった事や


著者のお勧めの本の紹介などでした。



はい。


1章と3章があまりにも簡素な理由はかなり流し読みだったからです。



oO(だって、忘れない方法が知りたかっただけだもん。。。)


この本の著者は中学生までは国語が一番苦手で本を読むのも嫌だったそうです。

でも高校の頃に友達に強引にSF系の小説を5冊渡されて

「めちゃめちゃ面白いから騙されたと思って読んでみろ」

と、言われ騙されたと思って読んでみたらめちゃめちゃ面白くて本が好きになったそうです。


ちなみに僕自身も高校生くらいまで本は全然読まずゲームばかりしていました。

でも高校を辞めてバンドしながらバイトに追われる日々で何か新しい事したいなぁと思っていた時になんとなく本屋に入ったら

「覚悟の磨き方」という本に目を惹かれました。

吉田松陰の言葉を超訳した本です。


自己啓発の本なのですが自己啓発という言葉も知らず買っていました。

自分を高める本なんですね。


それですごくやる気に満ち溢れ本も大好きになりました。



入り口は何であれ一人でも本好きが増えればいいなと思っています。

本は先人たちの知恵や経験が詰まったものです。

それを自ら経験せずとも読むだけで知識が得られるなんて最高のものだと思います。



皆。本を読もう!


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